PCオーディオ&ハイレゾ入門!その5 快適操作が魅力!NASでネットワークオーディオを楽しもう!

NASとは、ネットワーク対応のHDDのこと。
このHDDに音楽ファイルを保存して、marantz ネットワークCDレシーバー M-CR610/FNで音楽を楽しみたいと思います。
本日のメニュー
無線LAN親機と同じバッファロー製のNASを選択
私が今回購入したNASはBUFFALO リンクステーション ネットワーク対応HDD 1TB LS210D0101です。
NAS選びのポイント
- 無線LANの親機がバッファロー製だったので同じバッファロー製に…
- スマホで簡単に設定ができる
- 高速で静か
- Macの自動バックアップ機能Time Machineを活用できる
- 外付けでHDDをつければさらにバックアップをとることができる
初めてのNASなのでとにかく設定がきちんとできそうなものを選びました。
BUFFALO リンクステーション ネットワーク対応HDD開封!
それでは早速開封しましょう。とりあえず容量は1TBあれば十分かと…
なんかいろいろできそうです。
箱のなかにはNAS本体と電源アダプター、説明書が入っていました。
なかなかカッコイイ外観です。
裏です。電源オンオフボタン、電源ケーブルを挿すところ、外付けでUSBメモリーやHDDをつけるためのUSB端子、LANケーブルを挿す端子がついています。
上下に空気口があって、放熱しやすい構造になっています。
こんな感じで電源ケーブルとLANケーブルを挿します。
BUFFALOの無線LANルーター(親機)とNASをつなぐ
さて、いよいよ設置とセットアップです。NASの設置場所は、1階にある無線LAN親機BUFFALO WZR-300HP のそばです。
簡易NASでは認識しない音楽データがある
実はこの無線LAN親機、BUFFALO WZR-300HPは後ろにUSB接続の端子があり、外付けでUSBメモリーや対応のHDDをつなぐと簡易NASとして使うことができます。
手持ちのBUFFALOポータブルHDD 500GB HD-PUS500U3-Sがちょうど対応機種でしたので、試しにつないでみました。
NASとして使えるのではないかと思ったのです。
ところが、この簡易NASにiTunesに録りためた曲を送っても、MarantzのM-CR610では「empty」と表示され、ファイルを認識しないのです。
おそらく著作権の関係で簡易NASだと再生できないものがあるのでしょう。結局ちゃんとしたNASを買うことになったのです。
iPhoneのアプリでNASの初期設定
さて、親機とNASはLANケーブルで接続、電源を挿して電源オンにして4分ほど待ちます。ランプが点滅→点灯に変われば準備オッケー!
あとは上のセットアップガイドにそって、iPhoneのアプリで設定しました。
アプリを立ち上げてNASを選択します。
画面の指示に従って、パスワードなどを入力すれば設定完了!難しいことは何もありませんでした。
Macでネットワーク上にNASが認識されているか確認してみます。ファインダーの共有というところにNASが現れれば大丈夫!
ちなみにMacからの設定は、NAS Navigator2というソフトをインストールすればパソコンからNASの操作が可能です。
NASの中に音楽ファイルを保存してみよう!
いよいよネットワーク上のHDD(NAS)に音楽ファイルを保存する作業です。
まずはMacからNASにアクセスします。このように3つのフォルダが初期の状態で作られていました。
NASの「share」というフォルダの中に音楽データを格納していきます。
私の場合、shareフォルダの中にさらに2つのフォルダ「HighResolution」「iTunes」を作りました。
iTunesフォルダ
iTunesで購入した音源やmp4などのハイレゾではない音源はとりあえず「iTunes」フォルダに格納。
HighResolutionフォルダ
ハイレゾ音源やCDをApple Losslessなど高音質で取り込んだ音源は「highresolution」フォルダに入れました。
NAS作りと行っても基本的にファイルをコピーして転送するだけの簡単な作業です。iTunesの音源は30分もしないで転送できました。
NAS→share→iTunesフォルダ
NAS→share→HighResolutionフォルダ
まだあまりないですがこれからライブラリを増やしていきたいです。
Marantz M-CR610でネットワークオーディオを楽しむ
MarantzのCDレシーバーで操作します。INPUTをMusicServerにします。するとネットワーク上のNASLinkStationが認識されました!
shareフォルダの下の階層にはちゃんとiTunesとHighResolution2つのフォルダが有ります。
操作はアプリでできる!
このままCDレシーバーの液晶パネルを見ながらリモコン操作できますが、せっかくなのでiPhoneのアプリを使ってみましょう。
再生画面をタップして、NASを選ぶとLinkStation内のフォルダが見えます。shareフォルダの中はこうなっていました。
iTunesフォルダの中にはこのように、アーティスト別に表示されます。
最近再生したものなども選べます。アルバムアートワークのあるものはジャケット写真が出て見やすい!
こちらが再生画面。曲送り、再生、停止、ボリュームの上げ下げ、リピートやシャッフルなどの操作ができます。
まとめと感想…快適操作で音楽を聴く環境ががらりと変わった!
ネットワークオーディオ、はじめは半信半疑でしたが、ネットワーク上のHDD(NAS)に保存した曲がきちんと再生されすごいなあと思いました。音質はまろやか!デジタル感がなくとても暖かみのある音です。
ネットワークオーディオのここがいい!
- 何と言っても操作性がいい!これはやめられなくなるかも…
- ノイズなどが乗らず音がきれい
- パソコンでなくても操作できる
- 自分だけの高音質なライブラリを作ることができる
- 家中どこでも同じライブラリにアクセスできる
曲間で音切れのないギャップレス再生が可能で次の曲へ移るときのタイムロスもほとんどなくストレスを感じません。ネットワーク環境にもよりますが、途切れるといったこともないです。一度ネットワークにつないでしまえば、管理がとても簡単ですのでとてもオススメです!どんどんCDをリッピングしたくなります。
そう考えるとなんでDAC買ったんだろう??という気もしますが、DACはPCからDirectに再生できるし、いろいろ勉強になったのでよしとします。(ネットワークオーディオをちゃんとできる自信がなかったんですよね…それにPCオーディオの仕組みがイマイチ理解できていなかったようです。)
ネットワークオーディオプレイヤーは各種ありますが、無線LANか有線LANか、自分のインターネット環境に合わせて選ぶといいと思います!私の場合はWi-FiでつながるMarantzを選んで正解でした。ウッドコーンシリーズからもはやくハイレゾ対応&Wi-Fi対応のプレーヤーが出るといいのに…
最新情報をお届けします
Twitter でEDiT NEW LiFE.をフォローしよう!
Follow @EDiTNEWLiFE1