やっぱりPENが好き!OLYMPUS PEN E-PL7開封レビュー!自撮りがきれいに撮れる&着実な進化…

iPhone6が発売された翌日(9月20日)、OLYMPUS から新しいPEN E-PL7が発売になりました。予約注文していたので発売日に我が家にやってきました!
期待や不安もあったのですが、PENはPENなりの着実な進化をしてくれました。
本日のメニュー
OLYMPUS E-PL7開封の儀!!
OLYMPUSから発売日の9月20日の午後に着きました。
見慣れたOLYMPUSのカメラの箱です。変わったのはE-PL7の商品名くらいでしょうか。モニターが180度下に回転しているところと、コンパクトな標準ズームレンズが印象的です。
箱を開けました!
中身はいつものように、説明書、ソフトウェアのCD、ストラップやバッテリーアダプター、USBケーブル、フラッシュなどなど。あとは発売記念特典のOLYMPUSオンラインショップで使える10%OFFクーポンが入っていました。
こちらが新しくなったOLYMPUS ミラーレス一眼用 リチウムイオン充電池 BLS-50。BLS-5が容量1150mAhでしたがBLS-50は容量が1210mAhと少し増えました。
あまり使わないであろう外付けフラッシュ
さっそくレンズを装着!
こちらが本体です。E-PL6と比べるとスタイリッシュになった感じ。重さはE-PL6と比べるちょっと重いですね。E-P5に比べると厚みは薄いです。
こちらが標準ズームレンズ。OLYMPUS 電動式パンケーキズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ SLV
厚みは3センチほどととても薄くまさにパンケーキ。3倍ズームを実現しながら携帯性を誇る、世界最薄電動式パンケーキズームレンズです。少し広角なので背景を入れての自分撮りには便利そう…
新しいレンズの輝きがまぶしい!
きらりん!フォーサーズのセンサーです。
レンズ装着完了!!
バッテリーとSDカードは下から入れます。
液晶保護フィルムは、まだE-PL7のが出ていませんでした。以前E-PL3を買った時に間違えて買ったとみられるE-P3のフィルムがサイズぴったりでしたので貼りました。
E-PL6の保護フィルムだと、縦横のサイズが違うので使えないんです。
※追記後日E-PL7用保護フィルムが発売されました。
E-PL7に自動開閉式レンズキャップ LC-37C SLVをつけよう!
さて、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ SLVがついてきたからには、こちらも買わないわけにはいきません。
OM-D E-M10の時から発売されているOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ用 自動開閉式レンズキャップ シルバー LC-37C SLVです。カメラの電源のON/OFFに合わせて自動開閉するのでレンズキャップを着脱する必要がなく、スムーズに撮影できます。
こちらがレンズキャップ。とても軽く外装はレンズと同じシルバーにしました。ブラックも有ります。
裏です。
ここに自動開閉の仕掛けがあり、この黒いところを押すとキャップが閉まります。
開いている状態
黒い出っ張りを押すとしまります。自動と言いますがアナログですね(笑)でもこのギミックを思いつくところ、別売りでも作ってしまうところがなんかOLYMPUSらしいというか…面白くて好きです。
通常のレンズキャップと大きさ比べ。
レンズキャップをレンズにつけてみましょう!付け方は簡単。説明書通り印同士をあわせます。
キャップの白い◯とレンズの赤い◯印を合わせます。こうかな??
抑えながらねじみたいに2回半くらい締めていきます。厚みは5㎜ほど増しますが気になりません。
できました!
電源を入れると、レンズが出てくるのと同時にキャップも開きます。
横から見てみましょう。
電源をオンにした直後のこの状態が最大です。2センチ伸びて5センチのレンズの厚みになりました。
上からも見てみましょう。これが電源OFFの状態
電源オンでこうなります。コンデジまでいきませんがこうしてみるとミラーレスをコンパクトに楽しめていいなあと思います。
最後に前から見てみましょう。
はい自動でキャップが開きました。すごい便利!でもこの状態ではレンズを保護していないので注意しないと…
いつもキャップを無くすからといって別で購入していた紐付きのレンズキャップはプ〜ン!です。
自動開閉式レンズキャップは本当に便利です。
E-PL6が一瞬手元にあった時に撮影した電動ズームレンズの挙動動画です。
E-PL7の外観をじっくり見てみる
さて、レンズも無事につけたところでじっくり外観をみていきましょう。まずは正面から…ぱっと見ロゴの位置が違いますが、E-P5に似てきました。
E-PL7
E-P5
今回のLiteシリーズからOLYMPUS PENのクラシカルなロゴになりました。これは嬉しい変更点です。
横から…E-PL6と左程変わらないのだけれど、全体的にシュッとなってスタイリッシュになった印象。
背面です。背面モニターは大型化し、タッチ操作が快適に行えるようになりました。ボタン類が右側に集まって使いやすくなりました。FUJIFILMのX-M1とかみたいで操作しやすいです。
触っていておっと思ったのは、後ろの十字のコントロールボタン。親指で触るとき凹凸がよりハッキリして、ボタンの押してる感じがちゃんとわかります。とても操作しやすいです。
ホットシュー周りにはマイクがついています。ホワイトはさり気なくパールホワイトのようなホワイト
そして何と言っても今までのLiteシリーズにはなかったコントロールダイヤル。モードによって絞りや露出補正などを調節できます。(OM-DEM-10にはちなみにコントロールダイヤルは2つついています。)E-PL6にはなかったのでかなり便利になりました。
そして前面の塗装は、本革っぽくなったのですね。よく貼り革キットとかありますけど高級感が出ているポイントでもあります。
私はずっとホワイトのPENしか使ってこなかったのですが、革仕様ははじめてです。ホワイトの塗装のほうがボディーが汚れ無くてよさそうな気もしますが使ってみないとわかりませんね。
E-PL7液晶画面の180度回転をやってみよう!
はい、ようやく液晶画面の回転にきました。セットアップして日時を入力。
横から見てみましょう。これがフラットな状態
上には90度までいきませんが85度といったところでしょうか?低い場所の撮影に便利そうです。
そして下にアングル
はい、180度になりました!
裏はこんな感じです。
三脚穴がモニターの前にあるため、三脚をつけた状態でモニターを見ながらの自撮りはほぼ無理です。(三脚用のプレートとかつければいいんでしょうか?)
YouTubeで自撮り動画を撮る方にはもう一工夫必要です。自撮り動画を撮る方もターゲットにするなら、上に180度の方がよさそう(汗)
前から見たところ。下向きのほうが、タッチパネル操作でシャッターを押すとき操作しやすいそうです。確かに画面の見やすさ、タッチのしやすさはモニターが下のほうがしやすいかも…
iオートで自分撮りモードができます。タッチで1秒後にシャッターを切るとか、タイマーはカスタムで調節できます。これは融通が効いていて使いやすいですね。個人的にはeポートレートで人の肌を明るくなめらかに補正してくれるのが、なかなか強力で気に入りました(笑)
余談ですが、つい先日Nikonから発表されたコンパクトデジカメCOOLPIX S6900も自撮りには便利そうですね。ボディーの前にシャッターボタンがついていて、縦構図もオッケー。しかもスタンド付きです。補正機能も充実していてお値段もお手頃なので、女性に人気が出そうなセルフィーカメラですね。
E-PL7で試し撮り〜スナップカメラとしてこの上ない!&アートフィルターヴィンテージがすごくいい!!
画質に関しては、いつも通りのOLYMPUSのすっとしたシャープな画です。画像処理エンジンが「TruePic Ⅶ」という新しいのになったせいか、きれいに感じます。
E-P5にはかないませんが、AFやシャッタースピードも速い被写体にも対応できそうなレスポンスのよさです。
小物をとってみました。パンケーキズームレンズは、レンズの先から被写体まで10センチくらい近くまで寄ることができます。
ここでさらに寄りたい時はマクロコンバーターを使うとよさそうですね。
なかなかいいですね。
特に新しいアートフィルターヴィンテージがとても楽しい!!何をとってもかっこ良く映り、今までで一番おすすめのアートフィルターの登場といった感じです。E-P5やE-PL6にはないアートフィルターなので、ヴィンテージが使えるだけでもE-PL7を買う価値はあると思います。特にInstagramなどをやる方にはおすすめ!
ジーンズとか
ビールとか
いいなあやっぱりレンズがあるっていイイなあ!
幸せだあ!!
感想〜外観はE-P5よりに、性能はE-M10よりに…少しずつだけれど着実に技術の進歩を感じた
昨日届いて今日さくっと試しどりしただけですが、E-PL6とE-P5との中間というよりも、E-PL6がOm-D E-M10よりに進化したという感じがしました。見た目はPENシリーズなんだけどE-M10よりにブラッシュアップしたような印象。特にダイヤルはもうOM-Dと同じ2ダイヤルでいいんじゃない?とかいっそのこと、ファインダーつけてもいいかも、とかOM-Dとの境がなくなってきている気がします。
E-PL7ここがいい
- デザイン…クラシカルで高級感があって◯!
- 操作性アップ!…ダイヤル操作とタッチ操作が進歩!ボタンが右側に集中したことで一連の操作がとてもやりやすくなった。
- 液晶モニター…104万ドットの液晶画面がきれい、180度下に回転は、自撮りしたくなった時に快適に使える
- アートフィルター…新しいヴィンテージがとにかくオススメ!!
- 持ち歩き…小型軽量。パンケーキレンズとの相性がよく、コンパクトなので気軽に持ち歩いて撮影を楽しめる
- AF …FAST AFはやっぱり快適、ストレス無し
- 高画質…16LiveMOSセンサー&TruePicⅦでOLYMPUSならではの安定した画質の良さ
- 手ぶれ補正…ボディー内3軸手ブレ補正が効くので片手持ちで自分撮りや動く子どもにも安心!
- 自分撮り…タッチセンサーとeポートレートで撮って満足見て満足!
私個人的に一番気に入ったことはダイヤル操作です。露出補正をよく使うのですが、E-PL6まではボタンで選択+上・下で上げ下げの2アクションから、E-PL7になってダイヤルを回すだけの1アクションで済むので断然操作が速くなりました。
私はE-P5も使っていたので画質に関してはE−P5は描写が非常に繊細で素晴らしかったんだなあと感じました。でも普段使いによりコンパクトなこれで本当に十分以上です。
特にOLYMPUSミラーレスを使っていていいなあと思うのは、小さい子供など動く被写体を撮る時です。AFが優秀なのに加え(E-P5だとさらに爆速)、ボディー内の手ブレ補正があるので、手ブレで撮り直しは少ないんです。
他にもWi-Fi連携とかスマホを使ったリモート撮影など、今どきの機能が盛り沢山です。使いたいなあと思った時にその機能が搭載されているというのが安心材料です。
OM-D E-M10にもホワイトエディション出ないかな〜!!
欲を言えば、ここまで来たら、OM-Dも、EOS Kiss 7のホワイトモデルのようにホワイトエディションとか出してくれないかな〜!!クリスマス辺りにどうでしょう?ファインダーがついて、本格的な撮影を楽しめるレンズ交換式のミラーレス一眼。PEN好きの女性だってそろそろファインダー付きを望んでいるはず!
まとめ〜やっぱりOLYMPUSが好き!!
RX-100M3のような高級なコンパクトデジカメもいいですが、やっぱり私は多少大きくてもレンズ交換式のカメラが好きなんだなあと改めて思いました。
OLYMPUSの小川社長も同じようなことをおっしゃっています。
最新情報をお届けします
Twitter でEDiT NEW LiFE.をフォローしよう!
Follow @EDiTNEWLiFE1